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2007年06月 アーカイブ

2007年06月01日

風邪で寝込みました

ここ数日、風邪ひいて寝込んでました。。

世の中では、はしかが流行しているらしく、ひょっとしてはしか?とドキドキしましたが、はしかではなかったようです。

医者の間では、今年はこの風邪、ウィルスがはやっているらしいという情報が交わされているようですが、その症状や対処法をオープンにしてくれれば、薬局で薬を買って飲むとか、ゆっくり布団で寝るだけで対処できるのではないかと思いました。

風邪、ウィルスの流行情報をオープンにすることのメリットとしては、
 ・無駄に病院が混まなくなる
 ・風邪以外の重病患者がしっかり診てもらえる
 ・保険料納入者の医療負担が減る?かも
といったところでしょうか。


このように、専門家の間だけで情報が取り交わされていて、庶民にまで到達していない情報をオープンにすることで、もっと効率的に生きることのできる社会がつくれたらいいなと。他にはどんなのがあるかしら、と考えてみたところ、、、
 ・中古マンションのお値ごろ価格
 ・安けりゃいいってもんじゃない損害保険の選び方
 ・ファイナンシャルプランナーが提案してくれる財産計画のネタ帳

うーん、あんまりぱっとしない。。
いい知恵があったらコメントください。

2007年06月04日

カスタマイズされた検索結果

ユーザーの検索履歴を判断し、検索結果一覧の並べ方を生成するカスタマイズされた検索結果の提供に対し、Googleが積極的に動いているようです。

ユーザー全体を対象とした一般的な最適化については、ある種の限界感というか一定の成果を追求しきったということなのかもしれません。この最適化ロジックをリバースエンジニアリングしてSEOやSEMなどを生業としている企業にとっては、飯のタネがなくなるかもしれないので、センシティブな情報ですね。

カスタマイズは、どのような方式をとっているのか興味があります。

・いくつかのクラスターを切って、パターン別の検索結果を提供する
・ユーザー個別に検索結果をフル解析し、本当の意味でのカスタマイズ検索結果を提供する

大きく上記の2つの方式があると思いますが、使ってる感じでは、まだどちらとも判断できていない私。。
おそらく最終形は後者を目指していると思いますが、現状では前者の色が濃いのかしら、と予想してみていたりします。

この技術が進化していくと、Web1.0の頃にちょっとだけ話題になった、カスタマイズ広告というのもグッと現実的なものになってきます。当時は、デモグラフィックな属性や居住地などでセグメントを切って、そこに合いそうな広告を露出するという方式だったように記憶していますが、出稿クライアントがネット系に偏っている状況では、なかなか機能していなかったような。

技術が進化して、カスタマイズ検索結果に対してカスタマイズ広告を露出する、とした場合、クライアントはどのように出し先を判断するのでしょうか。もしくは、広告を売る営業、代理店はどのように顧客に説明してお金をもらってくるのでしょうか。「とにかく反応が高いんです」なんて言っても単価が上がるわけではないので、説得力のある商品説明が必要になります。このあたり、商品企画担当の頭のひねりどころかもしれないですね。私自身も明確な解を持てていないです。

クライアント側のリテラシー促進という解もなくはないですが、メディアや技術の成長に比べると、相当時間かかりそうです。

とはいえ、一気に世の中がシフトするという可能性もあるわけで、しっかりとウォッチしておかねば。

2007年06月05日

SONY CSL シンポジウムに行ってきました

SONY CSLの活動内容をプレゼンする場?なシンポジウムに行ってきました。

かなり遅刻したので、茂木健一郎さんのプレゼンと最後のパネルディスカッションだけ。
茂木さんは、脳科学の大家でクオリアの研究で有名ですが、今日は、クオリアというよりも脳科学から見た人類の未来っていう壮大なテーマでした。

おもしろいなと思ったポイントをメモったので箇条書き。
・インターネットサイトの面白さ、はやるかどうかは偶有性がバランスよく仕込まれていること
・人間のニーズに答えるための複雑系ロジックは、Googleのような枯れたAIの積み上げの前に敗れ去ったとも言える
・人間の面白さは学習に対してOPENであること、それをつかさどるには、確実なものと挑戦的なものの間のバランスをとること
・新しいサービスは、現実のライフスタイルに対していかに大きな変化をもたらすか、ということがスジのよさにつながる、としたときにSecond Lifeはむしろ実生活を限定的にした世界観のサービスなので、今のままでは大きくブレイクしないかも?
「偶有性」の説明はこちら


脳科学という側面から、インターネットサービスを評価する、というのは非常に興味深かったです。それなりに説得力もありました。

なかでも興味をそそったのは、偶有性という観点からサービスの良し悪しを考えているところ。
少し引いて考えると、確かに偶有性を持つサービスはリピート性が高いと思いました。例えば、ヤフーオークションだったり、mixiだったり。

すべてが偶有性で説明つくわけではないと思いますが、私たちが日常的に接するサイト、いわゆるデイリーメディアを評価する際、この偶有性という観点は有用な切り口だと思います。昨今急激に伸びたモバゲータウンにも偶有性はありますし、CGMなんていうのはまさに偶有性です。偶有性を生じさせる要素としては、その場にユーザーが集っている状態をキープしていることが含まれますが、一度それを手中に収めれば、比較的長い期間キープできるわけです。

うーん、なかなか深い。

2007年06月06日

年金のリスト管理

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070606AT3S0501L05062007.html


年金の対象者が分からない状態のものが約5000万件もあることも驚きですが、その照合をきちんとやろうとしていることにも驚きました。もちろんモラル的にいけば照合は必須だと思いますが、真っ向勝負の照合は、果たして何%の精度を出せるのか疑問です。

以前、電話番号とお店情報を元にした物件リストの照合に取り組んだことがあるのですが、これで100%という確証の持てるロジックを構築することはできず、けっきょく数%のノイズを残したままデータを流すことしかできませんでした。

ベースになるデータが5000万件だと、仮に95%の精度のプログラムが構築できたとしても、250万件は疑わしいまま残ろることになります。これを人力で照合していくとすると、250万件だけを見るわけではなく、全体の5000万件とそれぞれ照合していく必要があるので、相当の労力が必要となります。

また、年金データの作業ということで、有象無象の人材を集めて作業すればよいという類のものではなく、個人情報保護の観点で信頼できる体制を築いた上での作業となります。このベースを考えると、人件費(時給)は普通のアルバイトに比べると高いものになるでしょう。かつ、前述のようにかなりの手間がかかり、正確性を要する作業を要求するには、一日の作業時間も限られてしまう。

と、まとめると、

・データ照合はプログラムだけで100%はできない
・プログラムでできない分は人力でやるが、かなりの件数が残ることが予測される
・人力を支える人材要件は、個人情報保護などのベースをクリアできるものとなる
・正確な作業が要求されるため、一日の作業量は限定される可能性が高い

という4つの観点から言って、相当コストのかかるプロジェクトになることが予測されます。
コストに対して年金需給者の損失を測った際に、あくまでもリスト照合をやるべきだ、という結論になったのかどうか、議論の経緯は知りませんが、相当にストレスの高いことが予測されるプロジェクトを請けた2社で自殺者がでないことを祈ります。。。

2007年06月07日

携帯電話をなくして、見つかりました

今朝、携帯電話をどこかに落としたのですが、無事保護されたようです。
まだ手元にはないですが、駅に預かってもらえているようでホッとしました。

携帯電話に残っているメールや画像などはゴミばかりなので、なんら問題はなかったのですが、連絡先リストが他の人にGETされてしまうのは、申し訳ないなと。自分で意図していないところ=他人の携帯電話から自分の個人情報が流出していく、というのはなんとも気持ちの悪いことですよね。。。こういうのって訴訟まで発展したりしないのでしょうか。

携帯電話では、連絡先情報が流出するわけですが、GmailやHotmailなどのWebメールのメール文面流出が起きると、これはえらいことです。これは訴訟問題に発展する可能性ありだと思いますが、おそらく利用規約でリスクヘッジされているので、スルーされるのだと思います。

で、話を戻すと、個人対個人の間で交換した携帯電話番号などの個人情報流出において、個人情報取り扱いの契約書のようなものは当然ながら交わしていないわけで、それを事故でなくし、情報流出して他人に損害をこうむらせた場合ってどうなるのだろう、と思ってしまいました。

例えば、戦略系コンサルタントがクライアントとのやりとりを携帯メールに保存していて、それを落としてしまったがために、NDA案件が流出してしまったとか。

あながちないとも言えないそんな状況。
世の中ワナだらけです。

2007年06月08日

首相のゴミ拾いを演出する関係者たちと本当の姿とのギャップ

「安倍がゴミ拾い」のためにゴミ戻す (ゲンダイネット)

これ痛いですね。関係者の気持ちは分かりますが、ばれちゃうあたりが痛い。
せめて関係者がゴミをあらかじめ用意しておいて、首相が来る直前にバラまくくらいの方が、まだオチャメな気がします。

こういった演出は、ゴミ拾いイベントに限らずマスコミでも日常茶飯事に行われていること。
取材と称して、ずっとテープを回し続け、マスコミ側の出したいメッセージに合うものだけを編集して使用するわけです。取材内容を編集して、うまくメッセージの見せ方を変えるだけならまだいい方ですが、あるあるのように、捏造しちゃうこともあるわけです。

このゴミ拾いもある意味、事実捏造になるわけですが、詐欺罪には訴えられないのでしょうか。
首相がゴミ拾いをするいい人だ!ということを演出することで、異なったイメージを持ってしまい損害をこうむるケースとか。

いずれにしても情報操作というのは、日常のものになってしまっているわけですね。中東情勢なども、マスコミなどの演出で誤って伝わっている部分が多々あるように思います。ネット上にある情報も、どこまで信憑性があって、どこから信憑性がないのか、という見極めは非常に難しいし。最後は自分の目で見たものしか信じられなくなってしまいますね。

2007年06月09日

コムスンの事件

コムスン介護事業、グループで継続なお固執
この記事、事件泥沼風に書かれていますが本質はどうなんだろうと思います。

グループ企業に譲渡して業務継続する方針には、どこやらの了見の狭い知事が「絶対に継続認可しない!」などと言い放っていましたし、グループへの譲渡凍結をしたら、泥沼扱い。

グッドウィルもコムスンももともとさほどいい印象を持っていませんし、今回の事件が起きた際に「やっぱりな」と多少なりとも思ったのは事実ですが、一方で全国規模で介護事業を展開していった社会的功績も十分に大きかったように思います。

「チャンスを」と折口会長が口にするのもわからなくはないくらい、社会言論の制裁にさらされている気がします。
ライブドアに続き、ヒルズ系企業がよってたかっていじめられている風に見えるのは私だけではないかもしれません。

少しとりとめのない内容になっていますが、新興ベンチャーを国家プロジェクトして育成していこうとする方針がある一方で、マスコミによる新興企業たたきが激しい。出る杭は打たれるということなのかもしれませんが、もう少し肝要であっていいと思います。法律を犯したことは、社会ルール違反だから悪いことですが、同様に法律違反をしている企業はたくさんいるわけです。ライブドア時の日興コーディアルもまさにそうなのかもしれません。マスコミは、数字さえ取れればいいという力学で動きすぎなのではないかと思います。恣意的に事実を曲げる必要はありませんが、必要以上に局所的なクローズアップは、受け手に誤解を植えつける気がします。

うがった見方をすれば、新興ネット企業に乗っ取られそうな旧態メディアの抵抗なのかもしれません。それは言いすぎであることを祈りますが。


2007年06月11日

数年先の未来

外為システム、リナックスで構築・三菱東京UFJ銀(NIKKEI NET)

なんだか、「リナックスを採用」というのがニュースになっていることに少し驚いたので取り上げてみました。
確かに金融系の会社がオープンソースのOSを使うというのは、数年前では考えにくい未来像でした。が、それは現実となっているわけです。

数年前に想像できなかった2007年像は、あちらにもこちらにもたくさんあります。Yahoo Japanは、それなりの立ち位置を確保しているだろう、というのはなんとなくありましたが、モバゲーがこれほどまでに急速にユーザーを集めていたり、mixiのようなSNSが、これほどまでに社会に根付いたサービスになるとは想像できませんでした。このあたりは、分かりやすいところだと思いますが、ブラウザ上でさまざまなアプリケーションが動くようになっているということさえも、数年前は想像できなかった。「メディア」として取り扱われていたインターネットが、マイクロソフトのような巨大ソフトウェアベンダーの稼ぎクチにまで侵食していくわけです。
そういう意味では、今現在2010年の社会像を想像するのは非常に難しいですね。逆に想像なんてしないで何でもできる、と考えた方がいいのかもしれません。

例えば、
・TVの電波は完全になくなって、すべてInternet経由での放送
・自宅セキュリティ、Webカメラ導入されて、異物が動いた情報が携帯やメールで通知
・街中どこでも無線LAN、SKYPEのようなIPコールが基本になり、電話もなくなる
・街の中で入れるゾーン、入れないゾーンのセキュリティ(諮問認証など)がひかれる
・情報格差の拡大、新聞、TVニュースの形骸化
などなど

サラっと考えただけなので、信憑性はまったくないですが、ありえない話でもないものもあると思います。

この次の3年、5年、10年を創造するというのは、誰にでもチャンスがあるのかもしれません。むしろ足の速いベンチャー企業の方が、次の時代を引っ張ることのできる能力を持っているのかも。

楽しみです。

2007年06月12日

味の素がカルピスを完全子会社化した狙い

http://www.calpis.co.jp/topics/070611_press.pdf

味の素がカルピスを完全子会社化したそうです。
以前から資本関係があったので、それほどびっくりな話ではないです。ということ自体、時代が変わったと感じるところかもしれません。

以前であれば、この規模の子会社化だと大々的に扱われそうなところですが、日常でM&Aが語られるようになっている現在では、「ま、あるよね」くらいでかたずけられてしまう気もします。

今回の子会社化により、カルピスで働く方の環境は大きく変わっていくのかもしれません。これまで以上に、商品開発は味の素、ブランドイメージ的な企画面はカルピスという役割分担がより明確になっていくのかなとも思います。

ガバナンス的には、味の素の色が非常に濃くなっていくのは当たり前として、儲からない部門の存続は、これまで以上に厳しくなるのか、はたまた部門ごと転籍という扱いになり、研究開発のカブりをなくしていくのか。狙いとしては、カルピス社の持つ技術的な特許などを買い取ったところもあるのでしょうか。

何はともあれ、シナジーがあること、期待しております。

2007年06月14日

メーカーの威信をかけた戦い

日本ビクター、世界最大サイズとなる110型リアプロTVを受注生産(NIKKEI NET)

でかい!日本ビクターの超大型テレビ「HD―110MH80」。
リアプロジェクションテレビは、液晶やプラズマほど薄くはないけど、そこそこで消費電力が低いというもののようです。あまりのでかさに業務用かと思うところもあるのですが、家庭用コンセントで利用可能とのこと。でも600万円超えるテレビなんて、普通の家庭じゃ買わないですけど。。

この手のメーカーの威信をかけた開発というのは、時に度肝を抜かれるものがあります。一時期の携帯電話もこの戦いの賜物だったなと。結局携帯は、平準化されましたが、テレビの大きさも平準化されていくのでしょうか。

一方でテレビはインターネットメディアに食われる、といった話もあります。
大きさで戦うのもありですが、インターネットとテレビがシームレスになるUIを開発して欲しいなと個人的にには思います。トップページを自社ページに!といった利権を争うのはどうもちょっと。。。

2007年06月18日

プチ哲学/佐藤雅彦

プチ哲学
プチ哲学
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佐藤 雅彦
中央公論新社 (2004/03)
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遅ればせながら読みました。
絵によるエピソード+それに含まれるプチ哲学というパッケージ。
個人的には、二匹の小魚をモチーフにした「不変ということ」という一番巻頭にあるエピソードと、「情報がないという情報」というエピソードが心に残りました。

「不変ということ」
周囲の環境が変わったとしても、自分の中や他人との関係性がかわらない「不変」ということ。モチーフでは、池で泳いでいた二匹の小魚が、捕まえられて水槽の中に移動するんだけど、二匹の愛は変わらず続くという不変を描いています。こういう意識を心に持っていると、環境変化や何か大事件があってもうろたえずに済むところもあるなと。

「情報がないという情報」
引いてみるとロジカルシンキング的な内容なのですが、「情報がない」ということを「情報」として捉えるという発想に、ちょっと目から鱗が落ちました。100%の回答が出るわけではなく、確証の高い仮説を構築する、ということになるのですが、「情報がない」ということを味方につけるセンスを、いざというときに発揮できるかどうか、というのは日ごろの発想転換のトレーニングや習慣によるなと。

全般的には、「考えることって面白い」というメッセージです。
私は、考えること自体はむしろ好きなのですが、凝り固まった考え方を知らず知らずのうちにしているな、ということを再認識できる内容でした。最近手なりで仕事しているな、と思う人にも一読の価値あると思います。

2007年06月19日

ビジネスモデルが変わるとき

Yahoo!グルメ、「コール課金」商品の提供を開始

だそうです。
これって当たり前と言えば当たり前なんですが、ついに出たか、という印象。

これまでの店舗や求人などの物件掲載型メディアは、掲載期間に課金するものがほとんどで、このYahoo!のケースのような成功報酬型に対し、メディア提供企業は積極的ではありませんでした。理由としては、営業的に取りこぼしの可能性が高い、つまり売上デフレの可能性がぬぐえなかったのが一番大きいと思います。

Yahoo!のコール課金型モデルが成功するとなると、リクルートやぐるなびなどが提供している掲載型課金モデルから、コール課金型へ顧客がシフトしていく可能性が高まります。そうなると、掲載型課金モデルについても価格変更などの影響を受ける、もしくはコール課金型シフトすることになり、マーケットがデフレに向かうと。

そうなってくると、成功課金につなげるためにいかに多くのユーザーを顧客に送客できるか、ということが強みになってくるため、Yahoo!のような大きなリーチを持つサイトには有利なルールになります。

今後の動向に注目ですね。

2007年06月20日

YouTube日本語版リリース

YouTubeの日本語版がリリースされました。
http://jp.youtube.com/

youtube.jpg

グローバルナビや各メニュー名称が日本語化されたわけですが、直訳なところも多いですね。慣れていない人が見ると、???と思ってしいそうなところもあります。

個人的な感想としては、日本語版の開発が速かったなと思います。日本語化のプランが上がってから半年以内にはリリースしているのではないかと。Googleの買収がなければ、YouTubeの日本語化はもっと先のことだったと思います。YouTubeって、まだアングラな雰囲気を持っていると思うので、日本語化することで一般的になるのかどうかは分かりませんが。

インターネットビジネスを行うという点で、開発スピードの速さは大きなKey Factorの一つだと思います。Google Analyticsも数ヶ月前にリニューアルしましたし、それと並行でYouTubeの日本語化もきちんと完了しているというのは、比較的大規模な日本企業でWebビジネスを運営している人たちから見るとうらやましいスピード感だと思います。私もその一人です。

こういった大物サービスのリリースが、日本のWebビジネス企業から次々にリリースされるような日が来るといいな、と思いつつ、日々もがんばって企画を練っていこうかと。

2007年06月21日

国のファイナンスマネージメント

今月から住民税が引き上げられた。かなり上がっている感があり、問い合わせが殺到しているらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070621-00000004-cnc-l25

返答としては、2007年1月から所得税が減っているので、実質的に変わらないという説明がされているらしい。ちなみに私は、所得税の減額よりも住民税の増額の方が3倍くらい大きかったので実質的に減っている。おそらく減っている人が多くて、「計算間違いだ!」という問い合わせが押し寄せたのだろう。

税金なので、ゴネたところで返ってくるものではないが、手取りが減るのはやはり寂しいものがある。サラリーマンはつらいと再認識してしまう。幸い私はローンなどを組んでいないが、生活設計が狂ってくる人も多少なりといるのではないだろうか。それが原因で家庭崩壊、とまではいかないのかもしれないが、個人的にはそのくらいの金額インパクトがあると感じた。

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2007年06月22日

MADE IN JAPANは影響力を持ち続けられるか

http://job.yomiuri.co.jp/news/special/ne_sp_06092801.cfm
三菱重工が、官民共同研究で1300億円を投じて開発した旅客機。
採算に乗せるには350機以上、安定事業とするには600機以上の生産が必要とのこと。市場投入をするかどうかの判断は、2008年に行うとのこと。

ジェット機のマーケットは、ボーイングの独占市場に近いイメージなので、この小型旅客機がどの程度の市場インパクトを与えるのかは正直分からない。売りのポイントは、機体重量の軽さとエンジンの改良による燃費向上。あと、騒音もこれまでのものより改善されているようだ。

自動車にしても家電製品にしても、旧来の製品の性能向上というポイントでマーケットを奪取してきた日本メーカーらしい開発アウトプットだと思う。21世紀もこの手法は通じるのかどうか、個人的にはちょっと楽しみだったりもする。

現在のジェット機の抱える課題をあげてみた。
(1)膨大な石油エネルギーを消費する
(2)滑走路が長い、騒音がひどいなど、空港建設に障害が多い
(3)基本的には落ちる、メンテナンスフリーな乗り物ではない

今回のMRJは、(1)の課題と、(2)の騒音にややヒットするものなわけですが、短い滑走路で飛べる旅客機、騒音が自動車並みなどなどのイノベーションにはまだまだ遠いわけです。ましてや、メンテナンスフリーなんてのはイメージもできない。

このあたりの根本的なイノベーションをMADE IN JAPANでやってくれると、世界に胸を張って出て行けるのにな、と思います。

2007年06月26日

ネットイナゴという大群が形成される文化

「ネットイナゴ」と呼ばれる人々がいるらしい。
Googleで検索すると966,000件もヒットする。

以下、はてなより引用。


ブログ(個人サイト)のコメント(投稿)欄へ一時的に、悪意のある(ネガティヴな)匿名論客が不特定多数現れる、または特定サイトからのリンクによって流れ込む様を「畑の農作物を食い散らかす"イナゴ(稲子)の大群"」の自然災害に準えた言葉。

実を言うと最近まで「ネットイナゴ」について知らなかったのだが、なかなか興味深い表現なので紹介。
少し前は、「ニート」という言葉がはやっていた。私的なイメージとしては、ニートの拡張版といったところか。あまり実態がつかめていないので、定かではないが。。

自分自身としての意見を持っているわけではないが、ちょっとした悪意のある発言に同調してぐんぐん大群かしていく様子は、ちょっと気持ち悪い。だがこの気持ち悪さも、現在の時代の特色なのかもしれない。気持ち悪いという感覚自体が実は旧来のもので、世論の形成がネットイナゴ的に形成されていくという、新プロセスの可能性もある。ひょっとすると、未来の選挙はネットイナゴ的に選ばれていたりして。。

ところで、リアル社会においても、ネットイナゴ的な言動を取る人が実に多いように感じる。

一人で街を歩いていたりしても、ごく普通の人なのだが、ひとたびサークルやコミュニティ的なリアルイベントに参加すると、気持ちが大きくなるのか、騒ぎ始める人々だ。

自分の中にも多かれ少なかれ「イナゴ」的要素はあるように思う。一方で、顕著な特徴としてリアルな行動に出ているのは、インターネットとリアルアクションの境目が少なくなっているのかもしれない。媒体としての影響力的に、ラジオを抜き、新聞・雑誌を脅かし、ゆくゆくはテレビまでも食いかねない状況では、もはや当たり前のような気もするが。

安全意識の欠如

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070626-00000064-mai-soci

渋谷「シエスパ」の爆発事故、この手の事故でよく言及される安全意識の欠如だが、後の祭りである。

以前原子力関連の安全システムについて学んだことがあるが、放射線関連施設の安全システムは非常にセンシティブに運用されている。危機のレイヤをいくつも設け、各レイヤで起こりうる事故とその対応策について、何も起こらない事前の状況で、なんどもシミュレーションし、対応マニュアルを作成している。それでも、原子力発電所は事故を起こすわけです。

シエスパの安全意識の低さを指摘するメディアは多いので、世論としてもそういうことになりつつあると思いますが、そもそもスパが爆発して死亡事故につながるということを、まったくイメージできていなかったわけです。安全意識の欠如というよりも、想像力の欠如に近い。

今回の事故は、渋谷という大都市のど真ん中で起きたことが非常にセンセーショナルな一面を演出していると思いますが、同じことが過疎地の温泉で起きたとして、ここまで安全意識を問われる結果になっていたかどうか、私的には疑問を感じます。

このような熱機関のシステムを運用する際には、常に予想の外にある事故が起きるリスクはあるわけです。何年も何十年も研究を続けても、原子力発電所の事故は起きています。

何がいいたいかと言うと、企業体の安全意識の欠如もさることながら、自治体の安全意識の欠如も大きい要因としてあるということです。一企業がなくなれば済む問題ではないと。

2007年06月27日

MNP一人負けのドコモ様は高い?!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070626-00000002-zdn_ait-sci

ドコモのブランドイメージ、「高い」を払拭したいそうで。
その前にDoCoMo☆2.0っていうバブルなCMをやめて、堅実にいった方がよろしいかと。

企業トップの失敗の影響度

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000080-jij-bus_all

元バレー選手の三屋さんが社長を解任されたそうです。
一方で食肉偽装のミートホープは、社員全員を解雇。一通りの整理がついた時点で社長も退任するとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070626-00000116-yom-soci


三屋さんは企業のトップとして、赤字を黒字転換することができなかった。ミーとホープの田中さんは、利益を上げることのみに邁進し、結果として従業員全員の雇用をなくしてしまった。

企業のトップという職種は、さまざまな状況、環境に適応し、定められたルールの中で利益を出していく企業体を引っ張らなければならないわけですが、不幸になろうとしてやっているわけではないんだろうというところが、悲しいところです。一概に実力がない、と言い切れる話でもないですし。

トップの方の手腕もさることながら、企業の状況に合わせて実力を発揮できるトップをリクルーティングする目というのも非常に重要になります。お互いにハッピーになりたいわけですが、ボタンを掛け違えるとお互いに不幸になる。

ただ、こういった失敗は、もっともっと繰り返すべきなんだろうなと個人的には思います。今までの日本は平和すぎた。世界的な大企業をいくつも作り上げ、そのヒエラルキーの中で下請け、孫請けの企業も食えるという構造。もっと自社の強み、弱みをしっかりと認識し、経営を推し進めていくというリーダーをたくさん輩出していくためには、たくさんの会社ができて、たくさんの会社が失敗していく中に、世界的大成功する会社がまた現れてくるのではないかと。


2007年06月28日

遅ればせながら「ザ・サーチ」を熟読した

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル 中谷 和男
日経BP社 (2005/11/17)
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Googleの立ち上げから現在に至るまでのストーリーが生き生きと描かれています。まさにアメリカン・ドリーム。

特におもしろかったのは、ビジネスモデルがなかなか見えない中で、ビル・グロスとのアイデアブレストを経て、検索エンジンビジネスの広告モデルが成立していく過程は興味深かった。悪く言うと、ビル・グロスのアイデアをパクってビジネスにつなげていったわけです。一方のビル・グロスもOVERTUREとして同じビジネスモデルで競いますが、トラフィックを生み出すシステムを自社に持っていたかどうかの戦略の部分でGoogleに負けてしまう。

日本の私たちから見ていると、OVERTUREもGoogleもどちらも大成功なストーリーですが、アメリカではきちんと勝敗が決している。ビル・グロスはOVERTUREの失敗にメゲることなく、また新しいアイデアを形にすべく、アイデアラボを続けている。

なんだか、傍観者的に読んでもワクワクする国だなと思いました。
こういったベンチャーが軌道に乗るまでのストーリーは、書籍から感じる以上にストレスフルで山あり谷ありなモノだと思いますが、それを乗り越えて成功している数が、日本とアメリカでは全然数が違います。日本人が発想力が乏しいわけでないのではないか、と思いますが、事実そのような状況です。

例えば、ゲーム業界では日本メーカーが圧倒的な強さを誇っていますが、メディアビジネスでは、なかなか追い付けない。アメリカから輸入したYahoo! Japanが未だにナンバーワンを牛耳っています。そこに風穴を開けるようなサービスを作れるといいな、と思いつつ。

2007年06月29日

夏季賞与返納で失うもの

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070629-00000038-mai-pol

社会保険庁の職員の方々は、夏のボーナスを返納したそうだ。
いくつかふと思いついた。

・返納されたボーナスの使い道は?
・返納した職員たちのモチベーションは上がる?下がる?

公務員の給与は税金から払われるわけだが、単純に人件費が数千万件の名寄せシステムを構築するベンダーに流れるのであろうか。そうであったとしても焼け石に水な金額だ。

むしろ、これから作業に取り掛かるにも関わらず、いきなり賞与を返納させられてモチベーションが下がっているのではないだろうかと思った。一般社員は2、3万円とのことだが、金額云々ではなく、踏み絵を踏まされるようなプロセスに対してやる気を喪失するのでは。。

今回の不手際が、誰の責任か?ということを言及しても一般的な答えしか出ないだろうし、誰も納得しないだろう。全員で責任分担して、夏季ボーナスを返納するということも、ニュースを意識してのことだろうか。職員の中には、きちんと自分のミッションを達成して、しかるべき金額の賞与を手にしてもよいくらいがんばっている人もいるだろうし、その逆もいるだろう。

そういう人のモチベーションが下がり、本当に必要な現状の根幹職務がおろそかになるのだとすると、本末転倒である。

本当に誠意ある対応を社会保険庁に求めたい。

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