http://job.yomiuri.co.jp/news/special/ne_sp_06092801.cfm
三菱重工が、官民共同研究で1300億円を投じて開発した旅客機。
採算に乗せるには350機以上、安定事業とするには600機以上の生産が必要とのこと。市場投入をするかどうかの判断は、2008年に行うとのこと。
ジェット機のマーケットは、ボーイングの独占市場に近いイメージなので、この小型旅客機がどの程度の市場インパクトを与えるのかは正直分からない。売りのポイントは、機体重量の軽さとエンジンの改良による燃費向上。あと、騒音もこれまでのものより改善されているようだ。
自動車にしても家電製品にしても、旧来の製品の性能向上というポイントでマーケットを奪取してきた日本メーカーらしい開発アウトプットだと思う。21世紀もこの手法は通じるのかどうか、個人的にはちょっと楽しみだったりもする。
現在のジェット機の抱える課題をあげてみた。
(1)膨大な石油エネルギーを消費する
(2)滑走路が長い、騒音がひどいなど、空港建設に障害が多い
(3)基本的には落ちる、メンテナンスフリーな乗り物ではない
今回のMRJは、(1)の課題と、(2)の騒音にややヒットするものなわけですが、短い滑走路で飛べる旅客機、騒音が自動車並みなどなどのイノベーションにはまだまだ遠いわけです。ましてや、メンテナンスフリーなんてのはイメージもできない。
このあたりの根本的なイノベーションをMADE IN JAPANでやってくれると、世界に胸を張って出て行けるのにな、と思います。
