カスタマイズされた検索結果
ユーザーの検索履歴を判断し、検索結果一覧の並べ方を生成するカスタマイズされた検索結果の提供に対し、Googleが積極的に動いているようです。
ユーザー全体を対象とした一般的な最適化については、ある種の限界感というか一定の成果を追求しきったということなのかもしれません。この最適化ロジックをリバースエンジニアリングしてSEOやSEMなどを生業としている企業にとっては、飯のタネがなくなるかもしれないので、センシティブな情報ですね。
カスタマイズは、どのような方式をとっているのか興味があります。
・いくつかのクラスターを切って、パターン別の検索結果を提供する
・ユーザー個別に検索結果をフル解析し、本当の意味でのカスタマイズ検索結果を提供する
大きく上記の2つの方式があると思いますが、使ってる感じでは、まだどちらとも判断できていない私。。
おそらく最終形は後者を目指していると思いますが、現状では前者の色が濃いのかしら、と予想してみていたりします。
この技術が進化していくと、Web1.0の頃にちょっとだけ話題になった、カスタマイズ広告というのもグッと現実的なものになってきます。当時は、デモグラフィックな属性や居住地などでセグメントを切って、そこに合いそうな広告を露出するという方式だったように記憶していますが、出稿クライアントがネット系に偏っている状況では、なかなか機能していなかったような。
技術が進化して、カスタマイズ検索結果に対してカスタマイズ広告を露出する、とした場合、クライアントはどのように出し先を判断するのでしょうか。もしくは、広告を売る営業、代理店はどのように顧客に説明してお金をもらってくるのでしょうか。「とにかく反応が高いんです」なんて言っても単価が上がるわけではないので、説得力のある商品説明が必要になります。このあたり、商品企画担当の頭のひねりどころかもしれないですね。私自身も明確な解を持てていないです。
クライアント側のリテラシー促進という解もなくはないですが、メディアや技術の成長に比べると、相当時間かかりそうです。
とはいえ、一気に世の中がシフトするという可能性もあるわけで、しっかりとウォッチしておかねば。


